丸雄組の仕事
高所を飛び回る
現場の華
とび
目がくらむような高い場所で軽やかに仕事をこなしていく姿が、まるで鳶(トビ・トンビ)のようだということからその名がついたという「鳶(とび)」は、建設業界で「現場の華」と呼ばれています。足場の組立て、鉄骨の組立てなど作業範囲が広く、必要になる資格が多いのも特徴で、スキルアップが目に見えやすい、大きなやりがいを得られる仕事です。
主な資格
- とび技能士(1〜3級)
- 厚生労働省が所管する国家資格の一つで、特に「1級とび技能士」は「一流の腕を持つ鳶職人」の証とされます。
- 玉掛け技能講習
- 1t以上の荷物を運搬する際に必要な国家資格の一つ。18歳以上であれば誰でも受験することができます。
- 足場の組立て等作業主任者技能演習
- 足場の組み立て作業の「指揮監督者を養成する」ための講習。
つり足場や張出し足場、高さ5メートル以上の足場の組み立て、解体、変更において作業者に指示を出すために、足場の構造や組み立て方の知識を問う資格です。
そもそも“鳶(とび)”って?
とび職は専門に行う業務内容によって分類されています。
丸雄組でメインとなるのは「鉄骨とび」ですが、
「足場とび」「重量とび」「鍛冶とび」も活躍しています。
いろいろなとび
- 鉄骨とび
- 主に鉄骨建築の骨組みを行う鳶職人のことを指します。高所での作業が多く、クレーンで吊り上げられた鉄骨を、図面通り正確に組み立てていく技術が求められます。
- 足場とび
- 建設現場で一番最初に活躍する鳶職人です。建築物が組み上がっていく工程を頭に入れ、作業用の足場を安全かつ迅速に設置します。建築物完成後には解体も行います。
- 重量とび
- クレーンやフォークリフトなどの重機を操作し、大型機械や空調設備などの重量物を運搬・設置・解体する鳶職人です。機械操作におけるスキルの高さが活きる仕事です。
- 鍛冶とび
- 建設現場において、鉄骨鳶が組み立てた鉄骨の溶接・加工を行う鳶職人を、鍛冶鳶と呼びます。高所で金属の溶接作業を完遂するには、豊富な経験と技術力が必要です。
現場の
キーパーソン
クレーン
オペレーター
建築と土木、両方の現場に欠かせない「ラフタークレーン」という移動式クレーンを操り、建設資材や重量物の運搬、荷上げ・荷下ろしを行います。工期を左右するクレーンオペレーターは、現場のキーパーソンともいえます。
主な資格
- 移動式クレーン運転免許
- 労働安全衛生法に定められた国家資格の一つで、クレーンの運転に欠かせない免許です。
- 大型特殊自動車免許
- 玉掛け技能講習
- クレーン安全衛生教育
- 各ゼネコン取得資格
丸雄組の未来を拓く
フロントオフィス
管理
会議への出席、会合への参加、各種工事の見積もり、業者手配など、社内外のさまざまな人と関わる仕事です。いわゆる「フロントオフィス」と呼ばれる業務が多く、丸雄組の顔として行動し、会社の未来を切り拓く役割を担います。
主な資格
- マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
- 営業士
緻密な計画で
モノづくりの土台を築く
設計・CADオペレーター
CAD(建築設計やデザインの作業を支援するソフトウェア)を用いて、建築物などの図面を作成する設計のプロフェッショナル。工事費用や工期算出のもとになる図面で、モノづくりの土台を築きます。
主な資格
- 建築CAD検定
- 建築設計に必要なCADの技術を正しく習得しているかを、4段階で証明できる資格試験です。
- 機械設計技術者
- 機械・プラント製図技能士
- 建築士
会社全体の課題解決に
取り組む戦略家
総務
財務・労務・人事など、総務が担当する業務範囲は多岐にわたります。担当業務を実行しながら、各部署と横断的に関わり、会社全体の労働生産性を高めつつ、皆が働きやすい環境を積極的に整えていきます。
主な資格
- 建設業事務経理士(1〜3級)
- 商業簿記(1〜3級)
- CADオペレーター
- 秘書検定